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【ゾンビ映画】ジョージ・A・ロメロ監督作品のあらすじと時系列を徹底解説!

2019年12月23日

みなさんこんにちは!ペンペン(@penpen_movie)です。

2017年に亡くなったジョージ・A・ロメロ監督。ゾンビ映画の第一人者。ホラー映画の巨匠、カルト映画の鬼才として知られていました。

僕も中学生の時に『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観て以来、ゾンビ映画にどハマりしてしまったことがあります。

ロメロ監督の映画ではないですが『REC/レック』や『28週後...』などが特にお気に入りです。

しかしやはりゾンビ映画の生みの親であるロメロ監督はずっと人気であって欲しいので、こちらの記事で紹介していきますね。

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ジョージ・A・ロメロ監督作品はもちろん、その他の名作ゾンビ映画も数多く配信されてますよ!

ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画一覧(オリジナル映画)

ジョージ・A・ロメロ監督の撮った映画で、いわゆる「ゾンビ映画」と言われるものは次の6作品です。

1.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968年)

2.ゾンビ(1978年)

3.死霊のえじき(1985年)

4.ランド・オブ・ザ・デッド(2005年)

5.ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2008年)

6.サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年)

ロメロ監督・ゾンビ映画『初期三部作シリーズ』と呼ばれているのが、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』と『ゾンビ』、『死霊のえじき』の3作品。

『スター・ウォーズ』で言う旧・三部作という感じですね。

詳しくは後述しますが、『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』がなければ、「ゾンビ映画」というジャンルそのものが確立していなかったはず。

当時はとても革命的で、今では古典的なゾンビ映画となっていますが愛され続けています。

つづく『ランド・オブ・ザ・デッド』(2005年)は「初期三部作」の流れをくむゾンビ映画。しかもこの映画は、過去のシリーズとの「設定上の繋がり」がしっかりと作り込まれています。

なので、時系列やストーリー性の観点から見ると、ロメロ監督の『初期三部作』+『ランド・オブ・ザ・デッド』=ロメロ監督の『四部作』という見方ができると思います。

実際、「ゾンビの発生」から「人類が追い詰められる」までの流れが、この4つの映画ので順番に描かれていってます。

『ランド・オブ・ザ・デッド』の主人公ゾンビのビッグ・ダディは、明らかに前作『死霊のえじき』に出てくるゾンビ・バブを意識されて、その延長上に作られたキャラクターです。

なので、"ロメロ監督のゾンビ映画シリーズは『四部作』"と考えるのがおすすめですね。

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』→『ゾンビ』→『死霊のえじき』→『ランド・オブ・ザ・デッド』という風に「時系列」に沿って4つの映画を観ていくことが、ロメロ監督のゾンビ映画をより楽しるコツなのです。

さらに、ジョージ・A・ロメロ監督は社会の変化に合わせ、新たに2つのゾンビ映画を作りました。

インターネットが発展した"現代社会"にもしゾンビが発生したらどうなるか?という視点で「ゾンビの発生」からのストーリーがリメイクされたシリーズ。

それが『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』(2008年)と『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(2009年)です。

この2つのゾンビ映画は、ゾンビの「ルール、常識」を作り上げたジョージ・A・ロメロ監督が再び「低予算のゾンビ映画界」に戻ってきた作品。

単に怖いだけではなく、ロメロ監督のユーモアたっぷりな社会風刺が満載の映画です。

SNSやYouTubeなども出てくる世界観なので、現代人にとてもおすすめです!

特に『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』はホラー映画としてもよく出来ていて、当時大流行したと言える『POV視点映画』のいわゆる"モキュメンタリー映画"なのです。

とても見応えがあるので、特に大好きです。ストーリーは特に突出しているわけではないですがw

『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』『ゾンビ』『死霊のえじき』については、とても古い映画なので探すのが大変です。

しかし近年普及しているVODサービスで根気よく探せば恐らく見つかると思うので、ぜひ確認していてくださいね。

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ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画一覧(リメイクシリーズ)

ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画は、リメイク版も大ヒットを飛ばしました。

それが次の2作品。

1.ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年)

2.デイ・オブ・ザ・デッド(2008年)

『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)は、マイナーだった「ゾンビ映画」というジャンルをハリウッドが見つめ直し、より大衆的なエンタメ映画として生まれ変わった映画。

現在もめちゃくちゃ人気で、何年も前からずっと「名作映画」として多くの人に愛されてますね。

『デイ・オブ・ザ・デッド』は「サバイバル・ゾンビ・ホラー」というジャンルの傑作映画。

似たようなジャンルだと、『バイオハザード』シリーズの映画が近いです。

でも『デイ・オブ・ザ・デッド』の主人公は超能力があるわけでもなく普通の人間なので、より一般人目線でドキドキハラハラさせてくれます。

『バイオハザード』にもっとホラー要素が欲しい!と思っていた方はきっとハマるはずです!

それでは、ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画を1つずつ振り返り、あらすじや見どころを解説していきます!

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『初期三部作』シリーズの時系列とあらすじ一覧

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968年)

あらすじ

墓参りにやってきた兄妹ジョージとバーバラ。そんなふたりに、甦った死体が襲いかかる。ジョージは格闘の末に死亡し、近くの家に逃げ込んだバーバラは他の避難者たちと合流する。しかし一行は死者の襲撃を前にしながら対立。ゾンビの群れは容赦なく押し寄せてくるが……。

緩慢な動きながら、生者を襲うことで限りなく増殖し続け、脳を破壊しない限り滅びないゾンビ、そしてその襲撃に立ち向かう人々を描いたホラーシリーズ第1作。

製作時の社会・世相を反映した物語はそのたびに恐怖と衝撃を呼んでいる。

映画.com

この映画は、現在まで広く浸透している《ゾンビ》という存在を定義し、あらゆる名作ゾンビ映画の「原点」と言われている、めちゃくちゃ歴史的な作品。

それまでゾンビという存在は、ハイチという国の民間信仰であるブードゥー教が起源の、魔術師によって生み出された「死んでもなお動く奴隷」というの存在でした。

このゾンビの概念をという存在を根底から変えたのが、そう、ジョージ・A・ロメロ監督です。ロメロ監督はこの『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の中で、ゾンビを以下のように定義しました。

・ゾンビは人肉への欲求がすごくて、人を襲う

・ゾンビは火を怖がる

・ゾンビは頭を撃ち抜かないと死なない

これらはすべて、現代のゾンビ映画の「ゾンビ」と一致してます。

ちなみに「とても遅いスピードでゆっくり歩く」、「ゾンビ映画では"黒人"が活躍する」というのもジョージ・A・ロメロ監督流のゾンビ映画の特徴です。

今でこそ『28日後…』やリメイク版『ドーン・オブ・ザ・デッド』などで"走るゾンビ"というのは登場して再びイメージが変わりました。

しかし、それ以前のゾンビといえば、ロメロ監督によって作り出された上記のゾンビ像が全てだったのです。

実は、亡くなる前のロメロ監督は『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』の著作権を既に失っていました。

その結果、著作権を取り戻すために作られたのが『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/死霊創世紀』(1990年)というリメイク映画。

ロメロ監督が単純に作り直しただけなので、このリメイク版の基本的な設定やストーリーはオリジナル版とまったく同じです。

白黒映画からフルカラー映画になっていたり、人間がより残虐な性格になっていたり、時代の変化に合わせて女性のヒロインが強い性格になっていたり。

違いはありますが、ほぼ同じです。

なので今から観るなら、見た目が綺麗な「リメイク版」がおすすめ。

ゾンビ(1978年)

あらすじ

ゾンビの群れから逃れ、ショッピング・センターに避難した男女4名。だが、やがてそこに略奪団とゾンビが侵入し、血みどろのサバイバル戦が繰り広げられることに……。

テンポの速いダリオ・アルジェント監修版に対し、こちらのバージョンは、ヘリコプターの給油場面やバリケードを作る過程など幾つかの場面がより詳細に描かれ、さらに音楽の選曲も異なっている。

映画.com

この『ゾンビ』という映画は、大型ショッピングモール(デパート)で大量消費をする国民を「ゾンビ」に見立てた作品で、とても社会風刺というかメッセージ性が強い映画。

BGMやゾンビの服装・動きがとてもコミカルで、今見ると怖いというか“笑える”内容になってますね。ロメロ監督は絶対にふざけて楽しんで撮影したんだなというのがすごく伝わります。

しかし、この社会風刺自体は「大量消費」の時代が終わったぼくらにはイマイチ伝わりません。もうそんなに大量に買い物をする時代ではないですからね。現代風に置き換えるならどうでしょう。

「スマホばっかり触ってるなよ!」とか「何も考えずメディアに踊らされて生きるのはダメだぞ!」のような感じですかね。この『ゾンビ』という映画の発信したメッセージの当時の衝撃度は、現代人に置き換えるとそんな感じだと思います。

今やこの『ゾンビ』という映画は、そのリメイク版である『ドーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)の方が有名になってしまいました。

リメイク版はリメイク版で「サバイバル要素」がすばらしいのですが、「ロメロ監督の社会風刺」がごっそり省かれてしまっているのでロメロ監督ファン的にはちょっと悲しい。

なので、「ロメロ監督のユーモアあるゾンビ映画」が観たい人はオリジナル版『ゾンビ』も視聴しておくのがおすすめです。

死霊のえじき(1985年)

あらすじ

ゾンビは増殖を続け、地球を埋め尽くそうとしていた。軍の地下基地ではサラを始めとする科学者たちがゾンビに関する研究を行なっていた。ローガン博士はバブと名づけたゾンビを飼いならしていたが、肝心の研究は遅々として進まず、人間同士の対立も絶えない。そんな争いの果てに、基地内にゾンビたちが侵入。サラたちの運命は? 

ジョージ・A・ロメロ監督による「ゾンビ」シリーズの第3弾。

映画.com

この『死霊のえじき』という映画は、「ゾンビが人間に戻っていく」「ゾンビも知性を取り戻す」という衝撃的なテーマを扱った作品です。

邦題だとわかりにくいですが、英語の原題では以下の通りになります。

1.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

2.ドーン・オブ・ザ・デッド

3.デイ・オブ・ザ・デッド

つまり、「夜(ナイト)」→「夜明け(ドーン)」→昼間(デイ)」という時系列の経過を表しています。

一作目でゾンビが発生、二作目でゾンビが人間を追い詰められ、三作目ではゾンビによって人類は地下に追いやられているのです。

そこに来て、ゾンビも「人間の知性」を取り戻すかもしれないという希望の光が差し込んでくるのですが、それでも相変わらず人間はつまらないことで言い争いをし、殺し合いをしている。

『死霊のえじき』はそういう人間の醜さを風刺したすばらしい映画です。

『死霊のえじき』もリメイク版としての映画『デイ・オブ・ザ・デッド』がありますが、残念ながらこうした社会風刺やメッセージはすっかり無くなってしまってます。

というか『デイ・オブ・ザ・デッド』は、設定やストーリーも何もかも違う「まったく別の映画」です。

観たことはありますが、はっきり言って記憶に残らないほど薄い内容でした。

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2000年以降のゾンビ映画の時系列とあらすじ一覧

ランド・オブ・ザ・デッド(2005年)

あらすじ

68年の「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド/ゾンビの誕生」、78年の「ゾンビ」、85年の「死霊のえじき」で<ゾンビ>という存在を世に産み出したジョージ・A・ロメロ監督による、ゾンビ映画。

ゾンビたちの存在があたりまえになった世界。街の支配者に雇われて食料を調達してきたライリーとチョロは、街に溢れるゾンビたちにある異変が生じたことに気づく。

特殊メイクはトム・サビーニの弟子、グレッグ・ニコテロが担当。

映画.com

初代三部作に『ランド・オブ・ザ・デッド』を含めて、『ロメロ監督の四部作』にしてもいいんじゃないの?という話を冒頭でしましたが、この映画の見どころはたくさんあります。

まず「三つ巴の戦い」であること。権力者側の人間と支配されている貧困層の戦いに、結束しだしたゾンビたちが乱入してきます。

「人間 vs 人間 vs ゾンビ」という構図は、他のゾンビ映画にも見られないユニークなストーリーになってます。

さらにこの『ランド・オブ・ザ・デッド』は、ロメロ監督のゾンビ映画のなかで「最初で最後の大作ゾンビ映画」とも言える作品。

ハリウッド映画の王道ストーリーにし、主人公にスター俳優サイモン・ベイカーを起用するという、それまでのロメロ監督が撮ってきた「低予算ゾンビ映画」とは一線を画するレアな映画に仕上がってます。

実際、過去作のように黒人を主人公にしたかったロメロ監督はハリウッドの大手スタジオの要請に応えつつも、自分のカラーを導入しようと「ビッグ・ダディ」という黒人ゾンビを裏の主役にしたそうです。

ロメロ監督の“最初で最後”のハリウッド大作ゾンビ映画になったので、『ランド・オブ・ザ・デッド』はものすごく貴重な映画です。

ダイアリー・オブ・ザ・デッド(2008年)

あらすじ

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(68)「ゾンビ」(78)などで知られる“ゾンビ映画の父”ジョージ・A・ロメロ監督が、主観撮影法を用いて描く新たなゾンビ映画。

山奥でホラー映画を撮影していた学生たちは、ラジオで“世界各地で死者が蘇り、人々を襲っている”という報道を聞く。彼らは真実を残すため、カメラで惨劇の記録を試みるが……。

出演は米人気TVドラマ「Lの世界」のミシェル・モーガン、「エミリー・ローズ」のジョシュ・クローズら。

映画.com

『ランド・オブ・ザ・デッド』という大作ゾンビ映画を作り上げたロメロ監督は、この『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』で再び「低予算ゾンビ映画」の世界に戻ってきてくれました。

しかも、また新たに「ゾンビの発生」から“現代版”として作り直しています。

日本では、SNSやYouTubeの出現によって報道やメディアのあり方が変わり、個人が発信者として「趣味」で活躍できる時代となりましたね。

"インフルエンサー採用"なるものも出現し、今後もますますSNSが重要視されていく時代になるでしょう。

そんな情報化社会の現代にゾンビが現れたら?

ロメロ監督はこの映画で、「ゾンビ劇」をネットに載せるために撮影をつづけるジェイソンを通し、現代人の異様な「SNS中毒」を揶揄してくれているのです。

しかもスマホが世界に広がる前の2008年の映画。

結果として、ロメロ監督が今作のテーマとしたSNSがさらに現代へ侵食しました。もしかしたら未来を予言した映画なのかも...。

『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』はそんな現代への社会風刺を含みつつも、ホラー映画としてもよくできている“怖い”ゾンビ映画ですね。

サバイバル・オブ・ザ・デッド(2009年)

あらすじ

「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」(68)、「ゾンビ」(78)などで知られるゾンビ映画界の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が手がけたゾンビ映画。死者たちが突如よみがえり、人々を襲い始める世界が舞台。

秩序を失った世界で、強盗に成り下がった元州兵のサージは、安全な場所を求めてさ迷い続けていた。ある日、デラウェア沖に安全な島があるという情報を耳にしたサージらは、わずかな望みにかけ、その島へと向かうが……。

映画.com

この『サバイバル・オブ・ザ・デッド』の主人公は元軍人で現・放浪強盗団リーダーです。

実はこいつらは、前作『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』で主人公の大学生たちを襲撃した奴らです。その繋がっているシーンもあります。

というわけでこの映画もゾンビが発生した現代を描いた作品ですが、前作とは作風が大きく違います。

1つは西部劇をテーマにしている映画だということ。普通の西部劇の中にゾンビが発生したという感じです。

なので前作と違って「現代感」は全然ないですし、メインとなる舞台も「超田舎の島」で、馬に乗ってるような人たちが登場します。

もう1つは、人間ドラマがメインだということ。

前作はホラー感が凄かったですが、『サバイバル・オブ・ザ・デッド』はぶっちゃけ全然怖くないし、アホな人間同士の争いが全面に出てきてます。

「ゾンビが発生しても、なおくだらない言い争いや主義主張をしつづけるアホな人間たち」というのは第一作目のゾンビ映画『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』から表現しつづけてきたジョージ・A・ロメロ監督のテーマですからね。

こちらも記憶に残りませんでしたw

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『リメイク映画』の時系列とあらすじ一覧

ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年)

あらすじ

ジョージ・A・ロメロ監督の傑作ホラー、「ゾンビ」(78)をリメイク。

突如、動き回る死体が大量発生。アナは数人の生存者ともにショッピングモールに立て籠もるが、周囲は死人たちに取り囲まれていた。監督はCMやクリップで注目を集め映画初挑戦する英国出身のザック・スナイダー。

脚本は「スクービー・ドゥー」シリーズのジェームズ・ガン。ヒロインはアトム・エゴヤン監督作品で知られるサラ・ポーリー。オリジナル版キャストのスコット・ライニガー、トム・サビーニ、ケン・フォリーがカメオ出演している。

映画.com

この映画は『ゾンビ』(1978年)のリメイク映画。

なんですが、ジョージ・A・ロメロ監督はノータッチで製作に関わっていないのでオリジナル版の映画とはまったく違う作品になってます。

オリジナル版『ゾンビ』とリメイク版『ドーン・オブ・ザ・デッド』の共通点は、「大型ショッピングモールに立てこもる」くらいでしょう。

一方、相違点は下記の通り。

・全力でゾンビが走る

・ユーモア(社会風刺)がなくなってる

・登場人物が多くなっている

「ゾンビはゆっくりと歩くものだ!」というロメロ監督の発想から大きく離れ、リメイク版では(『28日後…』の影響で)ゾンビが全力疾走してきます。

これによりスリリングなサバイバル感は増しましたが、「徐々に追い詰められていく恐怖」を感じられなくなってます。

登場人物が増えているので、魅力的なキャラが多い印象。

序盤でめちゃくちゃ嫌な奴だったCJが、いつのまにか良い奴になってて笑ってしまいますが、主人公含めて「誰が生存するのか」という視点で見ると最後まで飽きずに楽しめると思います。

『ゾンビ』も良い作品でしたが、映像が綺麗なこちらの方が好きです。

デイ・オブ・ザ・デッド(2008年)

あらすじ

ジョージ・A・ロメロ監督の名作ホラー「死霊のえじき」を、「ファイナル・デスティネーション」シリーズのジェフリー・レディック脚本、「13日の金曜日」シリーズのスティーブ・マイナー監督でリメイクしたサバイバル・アクション。

無数のゾンビがうごめく街に足を踏み入れた人間たちが、生き残りを賭けて凄惨な闘いを繰り広げる。

「アメリカン・ビューティー」のミーナ・スバーリが本格アクションに初挑戦して新たな魅力を開花。

映画.com

『デイ・オブ・ザ・デッド』は、映画『死霊のえじき』(1985年)のリメイク映画。

ですが、オリジナル映画とは「舞台も設定」もまるっきり違ってます。

なので、あらかじめ「この映画はジョージ・A・ロメロ監督のリメイク映画だよ!」と言われないと、気づかない気がします。

共通点を挙げるとすれば、以下のシーン。

・『死霊のえじき』:バブ(というゾンビ)が人間に向かって銃を撃つ

・『デイ・オブ・ザ・デッド』:ゾンビになったバドが銃を撃つ

オリジナル版のバブは、人間の博士によって知性を回復して、最後は人間の武器である銃を使えるようになってました。

一方リメイクされた『デイ・オブ・ザ・デッド』では、生前ベジタリアンだったためゾンビになっても人を襲わないバドという青年が、最後の方のシーンで銃を使うのです。

「ベジタリアンのゾンビ」っていう斬新な設定は正直笑ってしまいますが、明らかにバブを意識したキャラクターなので、やはり歴代のファンは嬉しいでしょう。

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ジョージ・A・ロメロ監督ゾンビ映画まとめ

"ゾンビ映画"というジャンルは今も根強い人気があり、ファンも多いです。

最近は大作ゾンビ映画があまり公開されず悲しい限りですが、これからも彼の影響を受けたゾンビ映画は作られ続けていくでしょう。

今年は『ゾンビランド:ダブル・タップ』がありましたね。

2017年にロメロ監督は亡くなってしまい、ハリウッド業界は惜しい人をなくしてしまいました。

これからもゾンビ映画に期待しましょう!

以上です!

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